参考書について(小豆本・白本)

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ブログやping-tの合格体験記でよく目にする「小豆本」「白本」「黒本」について解説していきます。

小豆本とは

‎ 翔泳社から発刊されている参考書のことです。「Linux教科書 LPIX***」という書籍名です。カバーが小豆色(茶色)なことからそう呼ばれているのだと思います。LPICの試験は一度受かれば最低5年は感心がなくなると思いますが、いち試験の参考書が色の愛称で呼ばれるってなんだかすごいですよね。

教科書感覚で知識ゼロの状態から問題が解けるようになる程度にレベルアップできます。実務で多少Linux触っているよ、という人にも試験範囲の観点で基礎から解説しているため参考になるので是非買っておいたほうが良いでしょう。

LPIC 101, 102, 201, 202で活躍します。LPIC1で1冊(101試験と102試験をカバー)、LPIC2で1冊(201試験と202試験をカバー)です。

Amazonなどで買えます。メルカリなどフリマアプリで中古を買う場合は、試験バージョンに注意しましょう。たとえば現在のLPIC202は試験バージョンがver4.5ですので、古い版数のものを買わないように注意しましょう。

Linux教科書 LPICレベル2 Version 4.5対応

白本(シロホン、スピードマスター)とは

小豆が教科書であるのに対して、白本は問題集です。

小豆本で基礎を学んだあと、合格するためにひたすら問題を解きたい、という用途に合致します。分厚い本ですがひたすら問題と丁寧な解説が書かれています。問題3行、解説3ページなどの構成も多く、ただの問題集というよりは勉強できる問題集になっています。

LPIC101,102,201ではほとんど出番がないかもしれません。問題集という観点ではping-tのほうが安価ですし、手軽に数多くの問題にチャレンジできるからです。

シロホンが本領を発揮するのはLPIC202です。今後、試験バージョンが変更になったり、出題傾向に修正が入ったら使えなくなる可能性がありますが、現時点(LPIC202 ver4.5)ではシロホンの問題そのままが本番の試験で出題されたものもあり、限られた時間のなかで効率に問題を解きたい、という用途には最適です。ping-tのLPIC202範囲は問題数が多すぎ(水増し?)て、逆に非効率です。

私も実際に購入して勉強したことにより合格しましたのでおすすめです。メルカリではあまり出回っていません。アマゾンで購入するのが良いでしょう。中古で買う場合は対応バージョン(4.5など)を要確認です。

黒本とは

LPIC3の教科書兼問題集のことです。私がまだLPIC3は合格していませんので詳細は割愛させていただきます。

私はLPIC304を受験予定で、以下の黒本を購入予定です。合格後、詳細は追記していく予定です。

以上です。