今日はLPIC勉強のコツをお知らせします。
- 余裕をもった勉強期間を確保
- 参考書&ping-tの問題集がベスト
余裕をもった勉強期間を確保
余裕をもった勉強時間の確保がなにより大事です。
会社でいついつまでに資格取らないといけない、等の場合、準備なしで受験することがあるかもしれません。
ですが、前日だけとか、1日だけ徹夜で勉強で合格するのは非常に難しいです。
数ヶ月、数週間前から計画をたててコツコツと勉強しましょう。
おおまかな期間の目安はありませんが、次に紹介する参考書&問題集をすべてやれるくらいの時間が必要です。本を買って1章だけ読んでみてどのくらい時間がかかったかで、計画を立てると良いと思います。
参考書について
大きな本屋のIT書籍コーナーにいくと、LPICの参考書が複数売っています。
どれも4千円くらいしますが、最新版を買いましょう。ヤフオクやフリマサイトで古い参考書を安く帰るかもしれません。予算が厳しいかたは古めの参考書でもいいと思います。あまり古すぎると出題範囲が違って無駄な勉強になってしまうかもしれないので注意してください。
小豆色のLINUX教科書(翔泳社)のものが一番メジャーですので、一旦それを選んでおけばよいでしょう。
読むだけでLinuxの勉強になります。コマンドのオプションの注意書きや、一般の業務で使う場合の注意事項なども記載されており試験以外にも使える勉強になります。
時間に余裕がある人は、実際にコマンドをうてる環境を用意したらいいと思います。こちらは細かく書くと大変なので別の記事で書こうかと思います。
一般的なのは以下の方法です。
- 使っていないデスクトップPCにCentOSをインストールする
- メインでつかってるパソコン(PC)にVirtualBOXという仮想化アプリをいれて、ISOイメージからLinuxをインストールする(※)
- ブログを運営している人はレンタルサーバにシェルアクセス可能なもの(さくらレンタルサーバなど)があるので、Teratermからアクセスする(rootにはなれない)
などがあります。
※ VirtualBox関連の記事は以下。
ping-tについて
参考書を頭から通して読み込むことは非常に大切です。ですが、それだけでは合格は難しいです。実際に多くのパターンの問題をとけるように問題集をこなす必要があります。
筆者が以前つかって効果があるなと感じたのがping-tというサイトです。料金を支払うと、契約した日数、WEB上で問題集を利用できます。iPhoneやスマホからでも利用でき、スキマ時間に効率的な勉強ができます。
実際の試験問題と同一の設問があることも多く、有料ですがやっておいたほうがいいでしょう。
参考書でコマンドや流れは理解したつもりでも、実際のLPICの設問は意地悪なものがおおく、普段の業務で十分にLINUXを活用できていたとしても、解けない問題があります。
とくにコマンドのオプションに関する問題は難しいです。manを暗記しているか実機で打ったことがない人は解けないんじゃないかと思うくらいです。
ping-tではおそらく、何らかのルートでそういう頻出問題を集めてきて作成した問題集だと思われます。
ping-tに関しては以下記事でも紹介しています。
本当に時間がない人はping-t+徹夜だけでもなんとかなる場合があります
今はすべてのLPIC資格を失効(INACTIVE)になってしまった私ですが、以前は101,102,201まではなんとか合格して持っていました。
101、102,201まではping-tだけで合格しました。とにかく繰り返し90%くらいの正答率になるまでやりこむことが大切です。
101,102は間違った問題をping-tの解説を見ればなんとなく理解できます。
201,202はping-tの解説だけでは理解できないので、ping-tのみで試験に臨むのはおすすめしません。参考書できちんと体系的に出題範囲を勉強することをおすすめします。